「注文住宅で家を作る際にバルコニーはどのように考えるべきか。」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
バルコニーがどういった役割をするのか、知らない方も多いでしょう。
そこで今回は、注文住宅(フリープラン)でバルコニーが必要かどうかについて説明します。
まず、バルコニーとはどういったものなのでしょうか。
バルコニーは、建物の本体から外に張り出した、屋根のない欄干で囲まれた部分のことを言います。
また、屋根のない空間をバルコニーと呼ぶのに対して、屋根がある空間のことをベランダと呼びます。
では、バルコニーのメリットは何でしょうか。
それは、開放的な空間を手に入れられ、かつプライバシーを保てることです。
外に洗濯物を干せることはもちろんですが、
ここ数年では、「バルコニスト」や「べランピング」というワードがあるように、
バルコニーやベランダは、ゆっくり寛げる空間としても注目されています。
自分だけの空間をつくれるので、安心して過ごせるでしょう。
最近の弊社のお客様の傾向としては、少し広めのバルコニーをつくって、お気に入りの家具やアイテムを置いて、優雅な時間を過したい、というお声も増えてきています。
このような空間で、ゆったりと過ごせたら素敵ですね。
バルコニーをつくるときの注意点を見ていきましょう。
ポイントは3つあります。
POINT1 バルコニーを設置する目的と使用頻度を考えてみよう!
屋外を使える日は、毎日あるわけではありません。
季節的に外に出たくなかったり、天候が悪く外に出られなかったりと、屋外が使えないときもあります。
ご自身がどのくらい利用するのかや、設置する目的がはっきりしているのかを考えてから設置しましょう。
POINT2 バルコニーの排水設計やメンテナンスも考慮しよう!
排水管が詰まってしまうと、雨水がバルコニーにたまり、雨漏りの原因になりかねません。
定期的な掃除やメンテナンスが必要なことも、頭に入れて設置を考えましょう。
POINT3 バルコニーの設置向きと置くアイテムの位置関係を描いてみよう
バルコニーはどの方向(方角)に向いているかは、とても重要です。
方向によっては、うまく日が当たらなかったり、周りの家の目線を感じたりということも出てきます。
落ち着ける空間にするためにも、設置の方向はきちんと計画しましょう。
そして、バルコニーに置くアイテムや家具などの配置や位置関係も考えましょう。
生活動線に支障をきたす位置にならないよう、予め予測を立てながらバルコニーの打ち合わせを進めていきましょう。
これらの注意点を参考にして、バルコニーの設置を検討してください。
今回は、注文住宅でバルコニーが必要かどうか説明しました。
バルコニーがあることで、リラックスできる空間ができます。
どのような目的で、どのくらい利用するのかをきちんと把握してから設置しましょう。
何かご不明な点がありましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。