家族で過ごすスペースを増やしたい、あるいは趣味に没頭できる部屋が欲しい、とお考えの方は多いと思います。
そんな方にオススメなのが、セカンドリビングです。
今回は、そんなセカンドリビングのメリット・デメリットや、活用方法、実際に設置している事例をご紹介します。
ぜひこの記事から、ご自身のライフスタイルに最適なお家づくりのヒントを探してみてくださいね。
セカンドリビングとは、文字通りメインリビングとは別に設けられた2つ目のメインスペースのことです。
戸建てであれマンションであれ、「セカンドリビング」という名前でそのスペースが確保されているわけではありません。
メインリビング以外のスペースを、居住者のライフスタイルに合わせてアレンジします。
*セカンドリビングのメリット
セカンドリビングは、メインリビングのように家族の団らんが最大の目的ではありません。
そのため実用性にとらわれず、自由にレイアウトやデザインができる点が大きな特徴でしょう。
趣味の部屋として活用したり、物を置くスペースや作業スペースにすることも可能です。
狭いスペースでも設置可能できます。
さらに設置場所は室内だけでなく屋外でも可能です。
活用方法によっては、3畳から4畳ほどの狭いスペースでも十分可能でしょう。
*セカンドリビングのデメリット
デメリットのひとつは、目的を明確にしてつくらないと、ただの物置や使わない無用な部屋になってしまう可能性がある事です。
メインリビングで事足りるのであれば、利用する理由がなくなりますよね。
なぜセカンドリビングを作るのかをはっきりとさせた後、その目的に合わせて間取りや内装を考えましょう。
設置費用がかかることもデメリットです。
しかしこの点については、現状空いている部屋を利用すれば、その設置費用を抑えられますよ。
予め、将来的に居室に変更できるようにしておくと、無駄のない空間利用ができます。
以上のようなメリットとデメリットのあるセカンドリビングですが、実際にどのような活用方法があるのでしょうか。
CASE1 二世帯住宅の各世帯のリビングとして
二世帯住宅の家庭で、セカンドリビングが活用されることが最も多いです。
二世帯住宅では、2つの家族が同じ空間で過ごします。
家族の顔が見られる一方で、もう一方の家族に気を遣うことも多いでしょう。
お互いの世帯に気を遣わず、時間を気にせずだらだらとリラックスできるスペースが必要です。
ストレスのない二世帯住宅での暮らしを実現するためにも、セカンドリビングはとても有効です。
CASE2 趣味の部屋として
映画鑑賞や音楽鑑賞など、趣味の部屋としてセカンドリビングは活用できます。
メインリビングは家族団らんのスペースであり、他の家族がテレビを見ているときは、気兼ねなく映画を見る事は難しいですよね。
映画や音楽を、誰にも妨げられずに楽しみたい方や、音質にこだわりたい方にセカンドリビングはとてもおすすめです。
CASE3 ペット用のスペースとして
ペットを飼っている家庭では、ペットのためにセカンドリビングを活用することもおすすめです。
寝室やリビングをペット用のスペースとしていると、抜け毛やニオイが気になる場合があるでしょう。
そこで、ペットと過ごすための専用ルームとしてセカンドリビングを作ると、それらの悩みも解消できるでしょう。
CASE4 キッズルームとして
セカンドリビングは、お子様が遊ぶキッズルームとしても活用できます。
メインリビングで子供を遊ばせると、家具やカーペットを汚す、あるいは怪我をする恐れがあります。
セカンドリビングにカーペットやクッションフロアなど、防音性・遮音性に優れた床材を
設置すれば、家具への傷や子供の怪我の心配も少なくなります。
それでは、具体的にどのような活用事例があるのでしょうか。
これからご紹介する事例から、ご自身のライフスタイルに合うセカンドリビング例を見つけてください。
事例1 2階にセカンドリビングを設けた例
2階にも家族が集まる場所がほしい、という理由からセカンドリビングを設置した例です。
オーディオセットを配置し、寝る前に家族で音楽を聴いたり、本を読むスペースとして活用できます。
メインリビングよりも狭いことで、家族のつながりをより感じられます。
事例2 庭にセカンドリビングを作った例
間取り的にセカンドリビングの設置が難しい場合、庭をセカンドリビングとして活用することもおすすめです。
例えば、庭にサンルームを増設すれば、セカンドリビングを手に入れることができます。
休日にここでブランチをする、あるいは星空のもとで食事をするのもいいですね。
今回は、セカンドリビングのメリット・デメリットや、活用方法、実際にセカンドリビングを設置している事例をご紹介しました。
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