最近の住宅の間取りにはリビングにキッチン、ダイニングに加えてセカンドリビングを追加する新しい間取りスタイルも出てきました。
セカンドリビングは新しい間取りスタイルなので設けることに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回はセカンドリビングで後悔しない方法を、メリットを踏まえて紹介します。
POINT1 使用目的や用途を明確にする
セカンドリビングを設置した際、最も多い後悔するケースの1つは「作ったのにもかかわらず使う場面がない」というケースです。
自分がどこで、どのようにセカンドリビングを使いたいかが明確でないと、無駄なスペースができてしまい、コストや時間が無駄になります。
あらかじめ自分や家族がどのようにセカンドリビングを使いたいか明確にすることをおすすめします。
POINT2 動線や部屋の位置を考える
セカンドリビングの動線や他の部屋との位置関係はとても重要になってきます。
自分の趣味を集中して楽しみたい方はセカンドリビングがメインリビングや他の部屋と近い場合、生活感があふれている部屋と隣接してセカンドリビングを設置しない方がいいでしょう。
逆にセカンドリビングを第2の家族共有スペースにしたいとお考えの方は、メインリビングや他の部屋と隣接して設けると良いでしょう。
使用目的を明確にしてから間取りも家族と話し合うことをおすすめします。
POINT3 収納スペースを確保する
セカンドリビングをお子様専用スペースやペット専用スペースにしたいとお考えの方もいらっしゃると思います。
お子様やペットの場合、おもちゃやペット用品が散らばりやすいため、棚などの収納スペースを設けることをおすすめします。
おもちゃをしまう場所を1つに固定することでお子様が自主的におもちゃをしまうようになり、自然に片づけをする習慣がつきやすくなります。
①2世帯住宅でプライベートの時間を確保しやすい!
メインリビングは家族交流ができて仲を深めやすいことがメリットですが、2世帯以上の場合、自分の家族だけの時間が少なくなってしまうケースがあります。
そこで、セカンドリビングを取り入れることによって、家族交流をしたいときにはメインリビング、自分の家族と時間を過ごしたいときにはセカンドリビングと、リビングが2つあることによってプライベートの時間を確保しやすくなります。
2世帯以上で1つの家に住んでおり、もっと自分の家族の時間がほしいとお考えの方は、セカンドリビングを検討してみることをおすすめします。
②単世帯でも自分の時間を確保しやすい!
セカンドリビングは2世帯以上で多く採用されている間取りですが、近年は単世帯でセカンドリビングを取り入れることも多くなってきました。
使い方としては、来客がよく来るご家庭では、メインリビングは来客用に使い、セカンドリビングを子供たちの遊び場として使ったり、セカンドリビングを設置して自分が趣味を楽しむ空間を作ったりすることなどがあります。
③屋外のセカンドリビング
セカンドリビングは家の中に設置するものという印象が強いですが、家の外のベランダやテラスなどをセカンドリビングにする方法もあります。
屋外にセカンドリビングを設置することによって、天気がいい日には気分転換ができます。
また、たばこを吸われるご家庭で家の中で吸うとたばこのにおいが充満してしまうため、屋外にセカンドリビングを設置することによって、家の中にいる感覚でリラックスしてたばこを吸うこともできます。
CASE1 ペット専用セカンドリビング
メインリビングにおしゃれで高級なインテリアを置きたいが、ペットに傷つけられえるのが怖い方がいらっしゃるかもしれません。
そこで、セカンドリビングをペット専用ルームとして設けることで、メインリビングでは自分が置きたい好きなインテリアを安心して置けます。
セカンドリビングにカーペットを敷いたり、ペットタワーやクッションを置いたりすることで、ペットにも優しい空間を作りだせます。
CASE2 子供部屋と組み合わせ
子供は年齢によって自分が欲しいスペースが変わってきます。
セカンドリビングに仕切りを設けて半分にできる機能をつけることで子供が大人になった時、自分だけの空間が欲しくなった際部屋を半分に分けて使うことが可能になります。
小さなお子様がいるご家庭やこれから生まれるかもしれないご家庭ではセカンドリビングを仕切りとともに設置してみてもいいかもしれませんね♪
今回はセカンドリビングで後悔しない方法を、メリットを踏まえて紹介しました。
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