住宅を購入する際には、考えることが山ほどあります。
そんな時、思考を整理するためには、優先順位をつけることが有効です。
今回は、住宅を購入する際の優先順位のつけ方についてご紹介します。
理想の家を手に入れるためには、ぼんやりと想像するだけでなく、具体的にアイデアを膨らませる必要があります。
まずは、初めに考えておくべき4つのことについてご紹介します。
① 家族全員の希望を聞き優先順位をつける
せっかくのマイホームなら、やはり家族全員が納得した状態で購入したいですよね。
そのためには、家族全員の希望をヒアリングすることが重要です。
・キッチンを広くしたい
・書斎を作りたい
・駅の近くが良い
など、住宅の機能や間取りだけでなく、周辺環境の希望もあればチェックしておきましょう。
設備や間取りについては、後から変更を加えられますが、周辺環境については住んでから変えられません。
後悔の無い家づくりのために、家族の意見は尊重しましょう。
② 住む場所について決めておく
家を建てる際には、利便性と安全性についても考える必要があります。
駅から自宅が近ければ、通勤通学に便利です。
また、移動のことを考えると交通の便が良い場所が最適でしょう。
しかし、このような都市部になると排気ガスや騒音の問題が発生するというデメリットもあります。
病院や交番などの公共施設が近くにあるかどうかも重要なポイントです。
また、スーパーやコンビニは日常生活に深くかかわる商業施設であるため周辺にあると非常に便利です。
以上のような施設があることで人通りも増えるため、治安の面でも安心できるでしょう。
また、ハザードマップを参考にその土地の自然災害発生の危険性を知ることも大切です。
こちらは実際に現地を訪れ確認してみても良いでしょう。
③ 予算について決めておく
住宅購入に費やす費用は、自己資金と住宅ローンを組み合わせたもので決まります。
自己資金は住宅ローンの頭金や仲介手数料や不動産所得税等の支払いに使用します。
頭金は住宅を購入する価格の2割程度あると安心です。
諸費用については、新築の場合には住宅購入価格の5パーセント程度を目安に準備しておきましょう。
住宅ローンは借りられる限度額ではなく、返済可能な金額から求めます。
返済負担率の上限は年収の25パーセントから35パーセントにしている金融機関が多いです。
将来の生活費や住宅の修繕費なども考え、きちんと返済できるように計画しておきましょう。
④ ライフプランについて決めておく
マイホームはデザインばかりを決めるわけではありません。
自分たちの生活スタイルに合った家なのかどうかも重要です。
出産や進学等の人生の節目とともに変化する暮らしに対応できる家なのかどうか、どのようにすれば住みやすい家にできるのか、などをよく考えておきましょう。
先程は、家を建てる際、初めに決めておきたい基本的な事柄についてご紹介しました。
続いては、それらにどう優先順位をつければよいのかについて見ていきましょう。
住まいには自分の力で変更できるものと、できないものがあります。
間取りや内装で気に入らないところがあれば、自分自身で変更できるでしょう。
しかし、周辺環境や眺望などは購入後にどうすることもできません。
そのため、家を購入する際に優先順位をつける場合には、自分で変更できない部分から優先的に考えてみましょう。
後悔しないマイホームを手に入れるために、家族間での話し合いが必要です。
何を重視し、家を選ぶのかは人によって異なりますが、中には
「この部分をもっと重視しておけばよかった」
と後悔している方もいるようです。
住宅を購入した皆さんの後悔ポイントについて2つご紹介します。
① 予算に関する後悔
予算に関した後悔は
・予算はあまり気にせず納得できる家にするべきだった
・予算内に押さえておくべきだった
という2つの声があります。
節約をしすぎると結果的に満足できないマイホームになり、予算を使いすぎるとその後の生活に響いてしまいます。
しっかり貯金をして準備し、使える予算の範囲を定めておくことが重要です。
② 間取りに関する後悔
間取りに関する後悔は
・当初作った間取りでは生活スタイルの変化に対応できなかった
・実際に使ってみると不便だった
などが挙げられます。
マイホームに関することは焦って決める必要はありません。
間取りに関しては今後の生活について、長期的なイメージを持ってじっくりと検討しましょう。
今回は、住宅を購入する際の優先順位のつけ方についてご紹介しました。
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