注文住宅を建てようと決めて、最初に考えることは何でしょうか。
おそらく多くの方が最初に考えることの1つが予算でしょう。
予算はどのように決めれば良いのか、理想のお家は予算をオーバーしてしまわないかと不安な点もありますよね。
そこで今回は、注文住宅の予算について、決め方や予算オーバーの原因を説明します。
注文住宅の予算は、大きく分けて3つの手順で決められます。
自己資金とは、住宅ローンを利用せずに預貯金から住宅を建てるために使えるお金のことです。
頭金とも呼ばれており、聞いたことがある方も多くいらっしゃるでしょう。
自己資金で支払うものは、主に手数料や税金のような諸費用と住宅ローンの頭金です。
一般的に、自己資金は住宅ローンも含めた資金全体の内、20%以上であることが望ましいとされています。
自己資金が少ない場合には諸費用の代金も含めて住宅ローンを借りられる場合もあるため、自己資金が少ないと住宅を建てられないわけではありません。
しかし、諸費用やローンの頭金は早い段階で支払いが必要なものもありますので、100万円以上は自己資金を用意しておくようにしましょう。
自己資金の金額を決める際には、預金を全て自己資金とするのではなく、ライフプランも踏まえて長期的な視点から決めることがおすすめです。
住宅ローンで借りる金額は「余裕をもって返済できる額」と「借りられる額」の2つを基に決めましょう。
「余裕をもって返済できる額」は、現在住んでいる家の家賃や管理費を参考にしてみてください。
現在の家賃や管理費と同じくらいの額であれば、生活にも余裕をもちながら返済できるというように、生活と返済の2つを両立できるような額にすることをおすすめします。
「借りられる額」は、年収倍率を指標にしましょう。
近年、年収の6から7倍ほどが住宅ローンの上限だとされています。
例えば、年収が500万円であれば、2500万円から3000万円ほどです。
住宅ローンの審査においては、勤務先や雇用形態、年齢や資産状況を基に返済の能力があるか判断して金額が決まることを理解しておきましょう。
住宅ローンの形態は1つではありません。
返済期間や金利の形式は商品によって異なります。
そのため、今後どのような生活を送るか、想像しながら住宅ローンを選びましょう。
注文住宅を建てる際にかかる費用は、土地代や建物代だけではありません。
どのような費用が必要か、知らなかったために想定外の費用が多すぎて、予算をオーバーしてしまうことがあります。
ハウスメーカーの担当者と予算に関する認識が一致しきれていない中で、皆様の理想を叶えるために提案すると気が付いたら予算をオーバーしていることがあります。
予算に関しての共通認識がつくれるように、しっかりと共有しましょう。
地盤に問題があったり、整地に手間がかかったりする土地の場合、土地改良費に多額の費用がかかることがあります。
土地改良が必要な土地を購入する際には、費用を予め把握しておきましょう。
住宅設備のグレードは高いほど機能が豊富な一方で費用も高くなります。
そのため、気軽にグレードアップしてしまうと最終的に予算オーバーしてしまうため、注意が必要です。
前述の通り、住宅設備のグレードは最新で機能が豊富なものほど費用が高くなります。
設備のグレードを変えるだけで、10万円から100万円ほど費用を抑えられることもあります。
本当に必要な機能は何か、設備の機種を見比べて考えてみてくださいね。
屋根の形や素材を変えることで、費用を抑えられます。
屋根の形は、シンプルであるほど安くなりますので、面の少ない切妻屋根や片流れ屋根を検討してみましょう。
屋根の素材は、瓦・金属・スレート・シングル材の4種類あり、右に行くほど費用を抑えやすいです。
例えば、瓦の屋根からスレートに変えると、一平方メートルあたり2000円から4000円程抑えられることもあります。
注文住宅の予算の内、外構工事は大きな割合を占めています。
一般的な注文住宅の場合、外構工事は150万円から200万円ほどの予算であることがほとんどです。
外構工事は建物の外側の工事ですから、生活に欠かせない部分だけ工事をして、資金の目処が立ち次第工事をする方法もあります。
しかし、外構工事を後回しにするデメリットもありますので、慎重に検討しましょう。
今回は、注文住宅の予算について、決め方や予算オーバーの際のポイントをご紹介しました。
住宅を建てた後も安心して暮らせるように、予算をオーバーしてしまわないように、今回の記事を参考にしてみてくださいね。
当社では、自然と笑顔が宿る家をコンセプトに、皆様の家づくりをサポートします。
相模原市・町田市・大和市・座間市周辺で注文住宅をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
◇おしゃれな家具付き新築分譲住宅=ワクワクプロジェクト
◇最新イベント・見学会情報を確認して、実際に見学してみよう!