皆さん、BinOをご存じですか。
BinOは天然の無垢材を使用したスキップフロアのある木の家です。
以下でそのフロアの利点と注意点を紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
スキップフロアのある家はおしゃれな印象があるのではないでしょうか。
それだけではなく、他にもいくつかの利点があります。
ここでは、3つの利点を次で見ていきましょう。
利点① 空間を有効に使える
3階建て以上の住宅を作ることが難しくても、スキップフロアは作れます。
それにより空間が増えるので書斎や収納スペースを作ってみてはいかがでしょうか。
他にも色々な用途に使えるので自分好みの利用方法を探してみてください。
利点② 3階建てよりコストを抑えられることが多い
家を作る際はできるだけコストを抑えたいですよね。
スキップフロアは3階建ての住宅ほど固定資産税を請求されないことがほとんどです。
また、3階建てにするには書類の提出が必要なので手間もかかります。
2階建てでもフロアを作ることで3階建ての住宅と同じ面積を確保できます。
同じ面積なのにコストがかかりにくいのは魅力的ですよね。
利点③ 子供に喜ばれやすい
スキップフロアは秘密基地のような空間のため、多くの場合子供が気に入ってくれます。
子供がいるご家庭であれば、このフロアに子供部屋を作ってみてはいかがでしょうか。
スキップフロアを作るときに注意したいポイントがあります。
以下で5つのポイントを紹介するのでぜひお役立てくださいね。
POINT 1 1階と見なされる場合がある
家の建設は地域の行政が建てて良いと判断してはじめてできます。
建築基準法をもとに判断されるのですが、行政ごとにその解釈が違うため1階と見なされる場合もあります。
そのため、建設前に行政の事例を確認しておきましょう。
しかし、自分で確認するのは面倒ですよね。
また、確認しても分からない場合があると思います。
スキップフロアを作るときには家を建設する地域で実績がある会社に依頼するのが安心ですよ。
POINT 2 設計者の腕にかかっている
スキップフロアを作る際には、設計者の腕がとても大事です。
広くしすぎると使いにくくなったり、複雑な構造となって建築が難しくなったりすることがあります。
そのため、フロアに詳しい設計者に依頼しましょう。
設計者の中には模型を作らない人がいますが、そのような人に依頼するのはおすすめできません。
スキップフロアは空間の把握が難しく、模型なしで設計するのはほとんど不可能でしょう。
設計が原因で家づくりに失敗したくありませんよね。
設計者がこれまでにフロアを作ったことがあるかどうかをしっかりと確認しておきましょう。
POINT 3 プライバシーを守ることが難しい
個人の空間を大事にする人にはフロアはおすすめできません。
このフロアは多くの場合仕切りがない空間です。
そのため、仕切りで区切られたプライベート空間を作れません。
一方、家族といつでも会えるためコミュニケーションがとりやすいという良い面もあります。
フロアを作るかどうか迷わないように、家づくりで何を大事にするかをあらかじめ決めておきましょう。
POINT 4 短時間で作ることは難しい
あまり間取りについて考えることなく家を建設する場合、フロアはおすすめしません。
前にも書いたようにフロアは空間が把握しにくいため、時間をかけて考えることが大切です。
後悔しないために間取りについて熟考するようにしましょう。
POINT 5 バリアフリーではない
スキップフロアはバリアフリーではないため、身体に障がいのある方の家に採用するのは控えるのが良いでしょう。
住宅は家族全員が快適に過ごせる場所にするのが大切です。
フロア作りにはよく起きる失敗があります。
その例を2つ紹介するのでぜひ参考にしてください。
事例1 配置の失敗
フロアを複数作ったり、リビングに近い場所に設置したりすると部屋で生じる音が聞こえやすくなります。
集中したいときに音が聞こえてくるのは不快ですよね。
そのため、各部屋の使用用途を明らかにしその用途を妨げないような配置をしましょう。
事例2 広さによる失敗
スキップフロアのある家はフロアのない家より広くなることがほとんどです。
広くなることは利点ですが、冷暖房が効きにくくなる可能性があります。
広くても住宅内の環境が悪くなるのは嫌ですよね。
冷暖房の効きをよくするために、高い性能をもつ断熱材やサッシを用いるのがおすすめです。
しかし、そのような工夫をしても少し光熱費が高くつくことがあるため注意しましょう。
今回はスキップフロアの利点と注意点を紹介しました。
スキップフロアの最大の魅力は空間を有効に利用できることです。
また、導入することでより快適な住宅にできる可能性が大いにあります。
この記事を参考にスキップフロアを検討してみてはいかがでしょうか。
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