家づくりの際は、外観や間取りなど決めるべき重要なポイントがたくさんありますよね。
実は、コンセントの位置や数も、家づくりで欠かせない重要なポイントの1つ。
そこで今回は、家づくり中の方に向けてコンセントの位置や数の決め方をご紹介します。
皆様の理想の家づくりの参考にしていただければ幸いです。
家づくりでよくあるコンセントの失敗は以下の4つです。
・コンセントの数が足りない
・コンセントの高さが使いにくい
・スマートフォンを充電しにくい位置にしかない
・季節ごとに必要な場所が変わることを考慮していなかった
最もよくある失敗は、コンセントの数が足りないことです。
コンセントの数は、必要な数よりも少し多いほうが良いとされています。
そのため、コンセントを必要とする家電の数やライフスタイルを踏まえた数にすることが重要です。
次に、コンセントの高さが使いにくいことも失敗の1つとして挙げられるでしょう。
コンセントの高さは、使いやすさに関わってくることはもちろん、安全性にも繋がります。
また、家具の大きさも考えなければ、使いにくい高さとなってしまうことも。
さらに、高さと似たような失敗として、スマートフォンの充電のためのコンセントを考えていなかったことが挙げられます。
家にいる時に、どこでスマートフォンを触ることが多いか、考えてコンセントの位置を決めることがおすすめです。
そして、季節ごとに必要な場所が変わることを考慮しないと失敗しやすいでしょう。
コンセントの使用用途は1年を通して変化します。
例えば、夏場は扇風機や除湿器、冬場はこたつや加湿器が必要となるので季節ごとの用途を踏まえて配置しましょう。
*コンセントの数だけでなくどこにどう付けるかを考える
コンセントの数が重要なのはもちろんのこと、どこにどのように配置するかも重要です。
コンセントは、配置したい位置も高さも基本的には指定できます。
一般的に、コンセントは抜き差ししやすい高さや目立ちすぎない高さに設定されています。
基本的な高さをベースに、ライフスタイルに合わせて高さを変えることがおすすめです。
*カウンターや家具の高さに合わせてコンセントを配置する
カウンターの高さに合わせてコンセントを配置すると、PCやスマートフォンの充電がしやすくなります。
そのため、必要となる場所が事前にわかっている場合には、その付近にコンセントを配置することがおすすめです。
*床にコンセントを付けることもできる
コンセントを設置できるのは、実は壁だけではありません。
床にもコンセントを設置することは可能です。
埋め込み式の床用コンセントであれば、コンセントを床の中に隠すことができて見た目がすっきりします。
壁が近くにない場所で電源コードを使用したい際に、床用コンセントが効果的です。
*コンセントを収納スペースの中に
近年では、コードレスの家電製品が増加しています。
家電製品の中には、充電器とセットでしまうタイプの家電もありますよね。
コンセントを収納スペースにつけておくと、収納しながら充電できます。
*室内だけでなく玄関や屋外にも設置する
コンセントが必要となるのは、室内だけではありません。
多くの場合、コンセントは屋外にも設置する必要があるでしょう。
外壁に設置する防水コンセントは、多くの場合給湯機につけられます。
しかし、給湯機だけでなく、必要に応じて玄関やカーポート付近にもつけることがおすすめです。
電気自動車の充電には200Vの電源を用意しておくと便利です。
家づくりでコンセントの数や位置を決めるまでには、4つのステップが必要です。
まず、現在使用している家電の状況を、コンセントごとに書き出してみましょう。
これは、必要なコンセントの数を把握するために欠かせません。
今住んでいる家のコンセントすべてに番号を振り、各コンセントに繋がる家電を書き出します。
そして、使用頻度が低いものや季節ごとに使用するものを書き足しましょう。
各部屋のコンセント使用に関するリストが作れると、適切なコンセントの数を決めやすくなります。
次に、新しい家の間取り図に設置する予定の家具と家電を実際の位置に書き込んでみてください。
できるだけ大きめの間取り図に、家具や家電の正確な大きさを記入し、実際に暮らすことをイメージしてみましょう。
その上で、家具の位置を決め、家電を配置します。
家電を配置する際には、コンセントを使用する家電のリストを踏まえて書き込んでみてくださいね。
間取り図に家具や家電の配置を書き込めたら、いよいよコンセントの数と位置を決めていきます。
コンセントの位置は、家具に隠れず、家電のコードも届く位置にすると良いでしょう。
できれば、コードが目立ちにくいよう工夫することがおすすめです。
コンセントの差し込み口は、そのコンセントを利用する家電の数をもとに決めます。
同時に使うことのある家電は何か計算した上で必要な数よりも1口多く取り付けましょう。
最後に、現在必要な数や配置だけではなく、未来のことも考えて必要となりそうなコンセントを設置します。
後からコンセントを増やすことは、手間も費用も掛かってしまいます。
そのため、お子様が大きくなることや老後も視野に入れ、必要となりそうなコンセントを予め設置しておくと良いでしょう。
今回は、家づくりにおいて重要なコンセントについてご紹介しました。
コンセントの数や位置を決める際には、5つのポイントに注意してみてください。
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