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2022/12/23

新築購入検討中の方必見!頭金とは何のこと?平均額や支払うメリットを紹介します!

新築購入検討中の方必見!頭金とは何のこと?平均額や支払うメリットを紹介します!

「新築購入を検討しているけれど、お金に関することは難しいからあまり理解していない」

「新築購入時の頭金が何のことなのかわからない」

新築購入を検討中の方の中には、このように思っている方も多くいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、新築購入時の頭金とは何のことなのか、平均金額やメリットをご紹介します。

新築購入時の頭金とは何のことを指す?

住宅の価格の内、ローンで支払う部分を除いた自己資金のみで支払うお金のことを「頭金」と言います。

新築購入費用の内訳は、「住宅価格」と「諸費用」、つまり「頭金」「諸費用」「住宅ローン」の3つです。

例えば、現時点で新築購入に使用できる自己資金が400万円あるとします。

この場合に、4000万円の住宅を諸費用200万円で購入するのであれば、以下のような内訳での購入目安となるでしょう。

・頭金が200万円

・諸費用が200万円

・住宅ローンの借入金額が3800万円

頭金は、具体的な金額が定められているわけではありません。

頭金と一緒に聞くことが多い言葉として、「手付金」があります。

手付金は、頭金とは異なるもので、売買契約が成立したことを示す証拠金を指します。

一般的に、住宅価格の一部を現金で先払いするものです。

また、手付金はキャンセル料としての役割も持っています。

住宅を購入するときには、売買契約を結び、住宅ローンの審査を行ってから決済という流れが一般的です。

しかし、住宅ローンの審査には2週間以上かかるため、ローンの審査中に買主が心変わりしてしまうかもしれません。

心替わりによって、購入をキャンセルされると売主は困りますよね。

このような場合のために、手付金が存在します。

買主の自己都合によって契約解除を行う場合、手付金をキャンセル料として売主が全額受け取ることになるのです。

反対に、売主の自己都合により契約解除をする際には、手付金の倍額を買主に支払う必要があります。

買主にとっても、売主にとっても、手付金が重要な証拠金となるのです。

頭金はどれくらい支払う?住宅別の平均支払額を紹介します!

2018年度に行われたフラット35利用者調査による住宅別の頭金の平均額は以下の通りです。

・注文住宅では約636万円、土地付きの注文住宅の場合には約447万円

・新築のマンションでは約714万円、中古では約310万円

・建売住宅の場合には約293万円

・中古の戸建ての場合には約203万円

続いて、同調査による住宅を購入した際の費用に対する頭金の割合もご紹介します。

住宅購入費用に対する頭金の割合としては、注文住宅で18.7%、土地付きの注文住宅では10.9%です。

さらに、新築のマンションでは16%、中古のマンションでは10.4%、建売住宅では8.5%、中古戸建てでは8.2%という結果です。

このデータから注文住宅と新築マンション以外は、住宅の価格に対して10%前後を頭金として払っていることをご理解いただけると思います。

頭金には、具体的な金額が定められていないため、どのくらい用意すると良いのかわからない方も多いでしょう。

そのため、紹介した住宅タイプごとの平均額や割合を参考に、用意が必要な頭金の目安額を算出することをおすすめします。

新築購入の際に、頭金を支払うことで3つのメリットを得ることができます。

まず、頭金を支払うことで住宅ローンの借入総額が減るため、利息分の負担を減らせることです。

条件が同様の住宅を購入する場合でも、頭金の支払いの有無によって金利負担に大きな差を生むこともあるでしょう。

次に、頭金を用意することで住宅ローンを組みやすくなる場合があることがメリットとして挙げられます。

住宅ローンの借入前審査では、ローンの返済が可能な経済力があるかを複数の観点から判断されます。

その際に、頭金を支払っておくことで支払い能力が高いとみなされ、信用度が上がる可能性があるのです。

最後に、月ごとの返済額が少なくなることが挙げられます。

頭金の支払いは、住宅の費用を前払いしていることと同義です。

そのため、前払いした額が大きいほど、月々の返済額も少なくなることはお分かりいただけるかと思います。

頭金がなくても新築購入はできる?頭金がない場合に注意することとは?

頭金がなくても、新築購入はできます。

特に、初期費用をかけずに新築購入したい方には魅力的でしょう。

しかし、頭金がない場合には注意が必要な点もあります。

注意が必要なポイントは大きく3つです。

まず、頭金がないことで住宅ローンの借入額が増え、利息負担が増えること。

次に、手数料や登記費用などの諸費用は現金での支払いが必要な場合があること。

最後に、諸費用を支払うためにローンを組むと、二重にローンを支払う必要があることです。

これらの注意点をしっかりと把握した上で、頭金をどうするのか決めることをおすすめします。

まとめ

今回は、新築購入時の頭金について、平均額やメリットをご紹介しました。

頭金とは、自己資金で支払うお金のことを指し、具体的な金額は定められていません。

頭金なしでも新築購入することは可能ですが、最後にご紹介した3つのポイントには注意が必要です。

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